ブラジルに住む日系人
そういうこともあって、最近、久しぶりに日本の首相がブラジルを訪れました。
２００８年に向け、ＮＨＫでもブラジル移民のドラマを制作したりと、これからますますブラジルが身近に感じられるようになると思います。
ＮＨＫドラマ「ハルとナツ、届かなかった手紙」が見たい。。。そのためには、スカイパーフェクトＴＶをいれないといけない（ＮＨＫ衛星放送が見れる）。。。お金がない。。。
いつ放映かもよく分かってないけど、それまでには、なんとかしたいものです。
ところで、ブラジルにおける日系人の人口比率はたったの０．１％に過ぎないとか、でも、日系人はブラジルの中で目立つ。
ブラジル移民は、もっとも多いのがヨーロッパ、ポルトガルは人口が少ない小さな国だったから、気前よく他の国から移民を受け入れて、イタリアでは一つの村ごと移民してきたという例も。あとは、ドイツ、フランス、オランダ、ロシア、意外に中東からの移民も多い。
日系人が目立つ訳は、みんな日本に憧れてるから。
バブルの頃、人手不足の解消に、政府がブラジル日系人の出稼ぎを許可。
このお陰で、どれくらいの日本円がブラジルに流れたことか。今も尚、きちんとしたルートを経ての外貨送金は円がだんぜんトップ。
なんで、「きちんとしたルートを経ての外貨送金」かというと、
日本人だけなんですよね、きちんとしたルートを取るのは。
だいたい、ヨーロッパへの出稼ぎが大多数を占めるブラジルなんだから、ユーロがトップなはずなのにね。
第三諸国にとって、テクノロジーの溢れかえった日本はとっても魅力的。
トヨタ、ソニー、ヤマハ、ホンダ。。。
ある日のスーパーでの出来事、日本のクレジットカードで支払いをしようとするわたしに
「あなた、日本人？？？」
「うん」
「きゃぁぁぁぁぁ！すてきーーーーーーー！本物の日本人っ！！！」
やけに興奮するレジの女の子にみんなが振り向いて、気恥ずかしいわたしでした。。。
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ブラジル人ってどんな外観だっけ？？？
アイルトン・セナ（レーサー、白人純血、ブラジル人の誇り）
ペレ（元サッカー選手、かなり純血に近い黒人、世界的ヒーロー）
マルシア（歌手、純日系、ブラジルでは無名）
ラモス・ルイ（元サッカー選手、アラブ系の入ったミックス、ブラジルでは無名）
ロナルド（サッカー選手、黒人と白人のミックス、今だ現役）
みんな全然違う顔立ちで、よく分からないのがブラジル人の特徴。
世界的に黒人差別のない穏やかな国民性を持っているといわれているのは、白人と黒人はおろか、インディアンとのミックスも一般的で、純血をかたくなに保とうとしているのは、日系人くらいでは。
日系人以外のブラジル人を総称して「ブラジレイロス（ブラジル人）」
日系人のことはみんな「ジャポネーズ（日本人）」と呼ぶ。
わたしみたいな日本生まれの日本人は「ジャポネーザ、メーズモ（ほんとの日本人）」
で、みんな、珍しいものでも見たかのように目を丸くして驚きます？！
それでも、日系三世くらいともなると他の人種とのミックスも急激に増加中。
国民の約７０％は、白人系といわれているので、熱帯の国ブラジルといえど、見渡すと透けるような白い肌を持つブラジル人も意外と多いのです。
わたし個人が思うのは、生まれたてのブラジル人の赤ちゃんは「白人」で、大きくなるにつれてどんどん日焼けして黒人のように真っ黒になっていく。。。
両親、真っ黒なのに真っ白な赤ちゃんを連れている光景は、なんか不自然さを感じるブラジルです。
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サンフランシスコのブラジル人
ピザ屋へ行きましょう！
サンフランシスコのピザ屋の大多数はなぜか「ブラジル人」経営者です。
でも、傾向的に作ってるのはメキシコ人、お会計はチャイニーズ、ウェイトレスはアメリカ人の女の子、デリバリーをしてるのがブラジル人の確率多し。
取り分け、リトルイタリーでスペイン語と違う響きのラテン語をしゃべってるのはイタリア人ではなくブラジル人だったりします。要注意！←なんでだ？？？
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ワンポイントレッスン！
ブラジル人はポルトガル語ですね～。
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そして、サンフランシスコに出稼ぎに来ているブラジル人は、なぜかゴイアニアの出身者が多い。ブラジル人的「ねずみ算」の結果でしょう。
誰かが、
「俺さぁ、サンフランシスコのピザ屋で働いてるんだけど、ブラジルで働いてた時の給料の６倍だぜ。」
といって、ブラジルに帰省して来た際に派手にお金を使うと、当然みんな少しでもコネのありそうな土地を目指します。
サンフランシスコのイエローキャブのドライバーには、ブラジルで元パイロットまでいたりします。パイロットよりタクシーの運転手の方が断然稼げるのです。
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お店オープンまで（ブラジル人的国際線の上手な使い方）
日本人の感覚では、飛行機に乗る時は荷物はなるべく少なく。
ブラジル人の感覚では、運び込めるぎりぎりの重さのものを
「輸入する」
輸入品の関税の高いブラジルでは、おもちゃデジカメを個人輸入しても郵便局で代金の６０％の税金が掛けられる。
持ち込みとはいっても、複数同じものはもちろん税金が掛けられるから、ぎりぎりのところで、各人に一つずつ「カメラ」「デジカメ」「携帯」「ブランド腕時計」なんかを機内持ち込みして帰るわけですね。
で、預けるためのバッグはチャイナタウンで一番大きくて一番安いやつを使い捨て感覚で一人当たり２個購入。（みなさん、チャイナタウンに大きな旅行バッグが売ってるのはこういう人達のためなのです）
それで、この特大バッグにはアウトレットショップで購入したナイキの大きいサイズのシューズ、ラルフローレンのＴシャツ、ポロシャツ。レイバンのサングラス等々。ブラジルではバカ高い値で売られている、アメリカでは庶民のタンスにあふれ返ってるような品物で満載されるのでした。
そして、規定の７０パウンド（３２キロくらい）以内の重さに押さえるために、バッグを持って体重計に乗る作業は繰り返されます。。。それでも、空港で詰め直しをみ命じられることも。。。ハズカシイです。
お店オープンまで（ブラジル遠い国）
彼の故郷は、サンパウロでもリオデジャネイロでもなく「ゴイアニア」
知らないよ。そんな都市。
って思ったけど、地球儀を見ても簡略世界地図を見ても、
おぉ～ ちゃんと載ってる！？
ゴイアニアは、ブラジルの首都「ブラジリア」のある州都だったのです。
けれど、アメリカからゴイアニアに行くまでの道のりは遠い。。。
私たちの住んでたサンフランシスコからは直行便がない。
で、サンフランシスコでＬＡへ、ＬＡでサンパウロ行きの飛行機に乗り込んでサンパウロから運がよければゴイアニア行きに乗れるけど、運が悪いとブラジリアでまた乗り換えてゴイアニア行きへ。
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