定価のない国ブラジル | ブラジル発 セクシー&キュートな洋服屋の生活裏話 (格安ネットショップもオープン ダンスファッション サルサ ナイトクラブに!)

定価のない国ブラジル

ブラジルには「定価」という観念がない。だから、日本のように商品に「希望小売価格」などの記載もない。唯一「定価」という形でコントロールされているのは「ポン フランセーズ(地方により呼び名が異なる)」というフランスパンの値段くらいだ。


食料品などはその時期の作物の出来だとか、買占めや放出の具合によって価格が上下するけれど、販売する店によってびっくりするほど価格差が生じる事は少ないと思う。それに対して、洗剤などの化学薬品などを使用した商品になると店によって値段が倍くらい違っているという事態も発生する。仕入れ時によって差が出て来るのか、店の方針によってそうなるのかは不明だけれど、自分の中に適正価格ができあがってないとすごく損をしたりするから、普段から買わなくても洗濯洗剤や柔軟剤の値段はチェックをかかさなかったりする。


ところで、ブラジルでつくづく思ったのは「安いものは薄めてある」ということだ。食品で言うと「ヨーグルト」。安いヨーグルトは確実に水で薄めてある。日本の場合、安い品物がそうそう粗悪品という感覚はないが、ブラジルの安物は薄めてあるので、洗剤など安物を買ってもブランドネームのちょっと高い品物を買っても結局同じだけのお金を払う事になる。


洗濯用の洗剤に至っては、安物に手を出すとびっくりするくらい汚れが落ちない。ただの石鹸を削ったような代物だったりする。けれど、環境のことを考えるとこういった洗剤の方が自然に害を及ぼす力は弱いのかなぁなどと思ったりもする複雑な感じです。




追記。。。
最近、更新が遅れていて申し訳ありません。アメブロの管理画面が更新されて以来わたしの古いPCでの記事の入力がうまくいかないので、ちょっと面倒な方法で記事をアップしているという事もありどうもやる気がおこりません。。。
そんな中、いつもご訪問下さる方々、どうもありがとうございます。