かまど
長らく更新が遅れました。楽しみにして頂いている方々申し訳ありません。
やっと子犬もみんな面倒見の良さそうな方々に買ってもらい、ほっと胸を撫で下ろしています。
ということで、子犬の死でふと涙が流れ落ちる数日でしたがそんなわたしの気持ちを紛らわせてくれたもの。。。
「かまど」
前にうちの改修工事をしている事を書きましたが、この工事の目玉でもあったのが「かまど」を作る事でした。つまり、薪で料理をするための設備。ブラジルは、今でも牧場近辺の古い家では「かまど」を持っていて煮るのに時間の掛かる料理なんかに使用しています。とはいえ、面倒で時間もかかるから最近の若い人達は牧場に住んでいても「かまど」を嫌ってガスコンロを使用しているのが実態。
うちもでき上がったばかりの「かまど」を義父に披露すると、「時代を後退するようなことをしてる」と笑われてしまいましたが、現代の日本に生まれ育ったわたし的には、「かまど」かなり行けてると思っています(笑)
そして、初めて火を入れて思った事。
すごく簡単に火がつく~
湿気の多い日本と違って、ブラジルは雨季でも乾燥しています。そして、今は乾季。木材はカラカラに乾燥してて、ガンガン燃えてくれる。で、自分でも驚くほど上手にご飯は炊けるは、お肉は美味しそうなこげ色をつけて焼けるは、言う事なし!
しかも、かまどで炊いたご飯は、ブラジルのパラパラ飯をもなんだかモチモチにしてくれるし、牛肉のあんまり好きでないわたしでも「美味しい!」と思えるような焼き上がり。特に脂身はガスコンロで焼いたものとは比べ物になりません。
そして、何よりもガス代はかからないし、薪は牧場にいくらでも落ちているからホント、経済的なのです。せっかく辺鄙なブラジルで不自由な生活をしてるんだったら、これくらい徹底したいもの!家の中でキャンプの生活に拍車がかかってます。
そうそう、忘れてはならないのは、現在「冬」のブラジルで暖炉代わりにも活躍する事。うちはシュハスケリアと言う半屋外のキッチンで料理して食事しているので、冬は洗いものとか結構寒い。それが、「かまど」のお陰で洗いものはお湯でできるし、背中はポカポカいい感じです。
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