チェックに要チェック!(きゃ~おやじギャグ) | ブラジル発 セクシー&キュートな洋服屋の生活裏話 (格安ネットショップもオープン ダンスファッション サルサ ナイトクラブに!)

チェックに要チェック!(きゃ~おやじギャグ)

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アメリカもチェックを使う社会だけれど、ブラジルも右に同じくである。けれど、個人のチェックはかなり信用できない。サンパウロなんかでは最近チェックでの支払いはほとんどできないんだそうな。でも、このゴイアニアは、まだまだ田舎という事も手伝ってか、通常チェックでの支払いは普通に受けつけている。我がお店も例外ではない。


お店をオープンした当初、仕入れなんかにお店のチェックを使っていたのだけれど、たまに「口座開設してから1年以上経っていないチェックは受けつけません」と強気なお店があった。その度に、うちの人は頭から湯気でも出そうなくらい憤慨していたのだが、お店をオープンして1年が過ぎて来ると手の平返しで、1年経過してないチェックはわたし達も受け取りたくないと考え始めた。


だいたい、この貧乏な何をなくしても痛くも痒くもない国で銀行の信用がなくなって口座が持てなくなったって死ぬわけではない。初めて開いた銀行口座でもらったチェックをたんまり使い果たして口座を持てなくなっても、家族の誰かが次に口座を開ければいいのである。ビッグファミリーブラジルなのだ。


うちもつい、最近、チェックが不渡りになってゴミと化したから、チェック払いに関しては神経を尖らせている。そして昨日の出来事。。。


昨日は、この市の公休日とやらだったからお店開けるのやめようかと思ったが早朝から「縮毛矯正」の問合せの電話が。。。


という事でオープン。


電話のお客様来店。


彼女は多分10代でお母さんと同伴。この女の子、数回「エスコーバ(髪セット)」で来た事あるのだけれど、もともとソフトアフロにパーマ液で髪を軟化させただけのサービスを繰り返したようで「ちりちり」でブローでは到底真っ直ぐにならない爆発状態でアイロンしてもてんでだめだった子。 先日の同じくらいアフロの子が髪の毛さらさらになったのを目撃してさっそくやって来たみたいだった。


テストしたら、まぁ、大丈夫で、値段を尋ねるから


わたし「R$500(約2万)です。」


おばさん「ご、、、ごひゃくーーー!!!」


どうやらこの国での縮毛矯正の価格を知らなかったらしい。。。 他のサロンだとR$1000って言われるくらいかなり手ごわいアフロに量。


わたし「クレジットカード3回払いもVISAならできますよ」


おばさん「マスターしかない。。。チェック30日と60日後払いでダメかしら」


わたし「最初に現金R$100入れてくれたらできますけど」


おばさん「もっと安くならないの。R$400くらいに」


彼女の見掛けたアフロの子はR$400でやってあげたけど、既に9ヵ月前に矯正をやってたところはうねりつつも真っ直ぐに近かったし、髪の量がこの子の半分くらいだった。。。


わたし「現金一括ならやりますけど」 (金利の高いブラジルでは現金払いだと急に安くなるから、必ず値切ろう!)


おばさん「来月の4日チェック一括でどう?」


わたし「今日現金R$100入れてくれればやります」


おばさん「。。。考えてみるわ」


という展開。。。一番危険なパターン。だいたいこのおばさんは一見様。R$500でかなりびびってたのにR$400一括で払えるわけがない。しかも、当初R$100払ってチェック二回分割には頷いて居たのに。。。安くなった上、最初のお金を入れれない。。。チェックがゴミと化す可能性大!!!


ブラジルのサロンは、繁盛しているように見えて、つけやリターンチェックでつぶれるところが多いのだ。日本人をなめるんじゃない!


と、こんな感じ。。。最近はしゃべれないながら、お金の交渉はできるわたし(笑) 上は、でき立ての縮毛矯正の宣伝用の幕。最近日本語がプリントされたシャツなどが流行っているブラジルでは「カタカナ」「ひらがな」「漢字」の三点セットは必需品です♪