ブラジルのドレス | ブラジル発 セクシー&キュートな洋服屋の生活裏話 (格安ネットショップもオープン ダンスファッション サルサ ナイトクラブに!)

ブラジルのドレス

dress

ブラジルで洋服屋を始めるために結構力を入れて製作したのが「フェスタ用のドレス」つまりパーティードレスなわけなのだが、ブラジルで日本と大きく違うと思ったのがドレスの生地。ブラジルで最も使われている生地を「モスリーニ」という。わたしは、もともと日本でアパレル関係に勤めていた訳でもないから、この「モスリーニ」が日本にも存在するのか日本名がどういう名前なのかは不明なのだけれど、たまに日本の生地屋さんを覗いたりした時にも、この記事にはお目にかかれなかったと思う。


「モスリーニ」の特徴は、とにかく「薄い」。少しでも風がふこうもんならヒラヒラヒラ~と飛んで行ってしまうくらい薄い。ドレスに限らず、普段着のトップやスカートにもよく使用されている生地で、この素材の服を着ている女性が歩いていると、ついつい目を奪われる。というのも、なんともそのひらめき具合がセクシーなのだ。


トップに使用されている場合、通常前身ごろは二重になっていて、そうそう透けては見えないけれど、後姿は透け透けでブラのラインは露である。けれど、特別指摘する人も気にする人もいない。まぁ、胸の谷間が「ど~ん」と目の前に来るような洋服を着ていても誰も特別気にしないブラジルならではではあるけれど、若い10代の女の子の谷間には何故か目を奪われてしまうわたしだったりする(笑)


スカートの場合、生地の特徴を生かした裾がヒラヒラ系のスカートの場合が多く、ミニスカートよりもセクシーに見える。


そして、フェスタ用のドレスは、それは華やかなものだ。多分ポルトガルの影響のデザインが多いのか、わたしのイメージするドレスとは一味違った雰囲気のものも多々あって面白い。ブラジルのいいところは、手作りやオーダーメイドを気軽な価格でお願いできる事。もちろん、多少の値ははるが、日本でのオーダーメイドなんかとは比べ物にならないくらい安く作る事が可能である。写真のドレスは洋服屋オープンのために準備したドレス達。どれも丁寧に縫いつけられたビーズのデザインがゴージャス。アメリカに住んでいた時に、欧米人は「不器用」だとおもったけれど、とにかくブラジル人は器用だと思う。人間、お金がないと器用になるのか???


洋服屋をオープンして1年が経過し、めぼしい物はほとんど売れてしまい、そろそろ追加製作しないといけないと思う今日この頃です。写真は、当店で製作したドレスの一部。


この夏一押し商品「谷間ブラ」好評発売中!

http://www.vk-brazil.com/jp/